・何よりも重要な甘皮処理!
ネイルサロンで施術を行う際。
必ずプッシャーで甘皮を押し上げた後、ニッパーで処理しています。
この工程、持ちを良くするために、とっても重要なものなんです。
甘皮には、ルースキューティクルという薄い皮膜がついています。
これを放置して施術した場合、カラーを塗布しても定着が悪く、後々浮いてしまう……なんてことも。
ルースキューティクルは、いわば爪垢と同じ。
健康な爪にとって、必要ない部分なんです。
それでは、このルースキューティクルを放置すると、どうなってしまうのでしょうか?
実は、ネイルの持ちが悪くなるだけでなく、爪の表面がデコボコになる原因にもなるんです。
清潔感溢れる指先でいたい! それなら、ネイル前はもちろん、ネイルをしていない時にも甘皮処理を欠かさないようにしたいですね。
画像出典元:http://www.beautygarage.jp/ws/nail_cmdty/15526/NN-0024N/NN
・ニッパーで処理するのはどの部分?
初めて甘皮処理をする、という女性の場合。
どの分が要らないルースキューティクルなの?と戸惑うことも。
いきなり切ってしまうのではなく、まずはしっかりと観察してみましょう。
爪の生え際に白い部分がありませんか? これが、伸びたルースキューティクルです。
甘皮処理ではまず、プッシャーで生え際に向かい押し上げます。
すると、キューティクル部分に押し上げられたルースキューティクルが溜まっていくのが分かるはずです。
この段階ではまだ、キューティクルとルースキューティクルは繋がっています。
ここでニッパーの出番。
ルースキューティクルのみを、ニッパーの刃先を使って取り除いていきましょう。
皮膚を傷つけないために、刃先は小さく広げるのがポイントですよ。
甘皮処理を行ったあとは、ネイルも持ちがぐっと良くなります。
自分では怖い!という場合には、ネイルサロンでプロにお願いしましょう。
サロンへ来る女性は、ネイルの施術だけではありません。
仕事がら、普段はネイルができない。
という場合でも、指のケアをきちんと行っておくことで、健康な爪を保つことができますよ。